Nihon Indo Tradingを統合 建築資材物流を最適化 | ABCD株式会社

ABCD株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 塩野達也)は2025年6月1日、Nihon Indo Trading(東京都港区、代表取締役 ジャプニート・シン)を統合し、建築資材サプライチェーンの強化とインド−日本間物流の最適化を図りました。

1. 背景

日本国内では脱炭素リノベーション需要が拡大する一方で、高品質かつコスト競争力に優れるインド産タイル・石材が急速に注目を集めています。
最新レポートでは、以下のような動向が示されています。

  • 市場規模・成長率:インドのセラミックタイル市場は2024年時点で約 305億米ドル、2035年には約 700億米ドルへ倍増する見込み(年平均成長率 約7.8%)。

  • 輸出能力:インドのタイル生産能力は 25億m² に達し、中国に次ぐ 世界第2位の輸出国 として 2024年に 約6億m² を輸出。

  • 天然石タイルのリーダーシップ:インドは世界の天然石タイル輸出において 約12% のシェアを占め、2023年の輸出額は 約50億米ドル

  • 日本市場との連携:日本のインド製セラミック製品輸入額は 2024年に 約790万米ドル と前年同期比 26%増 を記録し、プレミアム物件での採用が加速。

このような市場拡大を背景に、海外展開支援ノウハウを有するABCD調達・品質検査・物流に強みを持つNIT が相互補完的に連携し、本統合へと至りました。

2.合併の詳細・シナジー

項目
概要
統合事業
タイル/石材など建築資材の輸出入、国内販売、規制調査、品質検査、現地工場監査。
対象顧客
ゼネコン、ハウスメーカー、DIY流通
提供メリット
・多品種/小ロット輸入への柔軟対応でコスト最適化
・インド工場と日本現場を結ぶ検査・追跡体制を強化し、品質トラブルリスクを低減

会社情報

ABCD株式会社
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目3番9号 KANDA HIKOBAE 7F
代表取締役CEO 塩野 達也

Nihon Indo Trading
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜1-25-5 新横浜プラス506
代表取締役 ジャプニート・シン


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